- 対象読者: プロレスが好きな方、スターダムファン、上谷沙弥の変化に驚いた人
- この記事で得られること:
- 上谷沙弥のキャリアと転機
- H.A.T.E加入後の変貌とその背景
- 引退を懸けた理由とその本当の覚悟
スターダムを揺るがす衝撃の一戦が、ついに迫っている──!🔥
2025年4月27日、横浜アリーナ。ワールド王座と“引退”を懸けた世紀の一戦が行われる。
主役の一人は現王者・上谷沙弥。かつては「明るく元気なエース候補」と呼ばれた彼女が、今や“闇に堕ちた不死鳥”としてスターダムのリングに立っている。しかも今回は、自らのキャリアを賭けた決断だ。
「なぜ上谷がそこまで覚悟を決めたのか?」「ヒールターンした彼女の本心は?」 ──そんな疑問を抱いた読者のために、この記事では上谷沙弥というレスラーの変遷と覚悟の真意を、プロレス愛を込めて徹底的に掘り下げていく!💥
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上谷沙弥のプロレスキャリア──“光”の象徴だった彼女
あなたは不死鳥。
ゴールデンフェニックスだよ。
上谷…….
あなたがいたから私は強くなれたよ。#STARDOM pic.twitter.com/PQxNwTkqxF— 白川未奈 Mina Shirakawa (@MinaShirakawa) April 23, 2023
上谷沙弥のプロレス人生は、まさに“光”から始まったと言っていいだろう✨
2019年、アクトレスガールズからの移籍を経てスターダムに登場した彼女は、ダンスやアクロバットを取り入れた軽快な動きと、天性のスター性で一気に注目を集めた。
「スターダムの未来を担う逸材」と呼ばれ、明るくポジティブなキャラクターは、まさにファンの“希望の光”だった。
2021年にはついにワンダー・オブ・スターダム王座(白いベルト)を獲得。
上谷はそのベルトを15度防衛するという偉業を成し遂げ、一気にトップ選手の仲間入りを果たす。
この頃の上谷は、技術・実力・人気の三拍子を兼ね備えた「THE・正統派」レスラー。華やかな笑顔と裏腹に、リングでは一切手を抜かないストイックな姿勢が印象的だった。
中でも2022年の東京ドーム大会で見せたフェニックススプラッシュの美しさは、多くのプロレスファンの心に焼きついている。あのときの彼女は“希望”そのものだった。
だが、その“光”は次第に色褪せていく。エースとしての期待と重圧、そして世代交代の波──。
光の象徴だった上谷沙弥は、そこからどのようにして“闇”へと堕ちていったのか──。 その変貌の先にこそ、彼女の“真の覚悟”があるのだ。
孤独の始まり──クイーンズクエスト崩壊の衝撃
かつてスターダムの中でも屈指の人気と実力を誇ったユニット「クイーンズクエスト(QQ)」──その終焉は、上谷沙弥にとって大きな転機となった。
林下詩美がリーダーとして牽引し、スターダム黄金世代の象徴だったQQ。
しかし2024年、詩美がマリーゴールドへ移籍。さらには、QQと大江戸隊(のちのH.A.T.E)とのユニット対抗戦に敗北し、QQは事実上の解散状態に追い込まれた。
最終的にユニットに残ったのは、上谷沙弥ただ一人──。
これまで“仲間”に支えられながら戦ってきた彼女は、突然“孤独”という現実に向き合わざるを得なくなった。
かつて信じていた絆が断たれ、背中を預ける相手もいないリング上で、上谷は「自分の立ち位置とは何か」を考え始めたのだ。
その問いに対する答えが、彼女を“闇”へと導いていく──。
闇への転生──H.A.T.E加入とヒールターンの背景
2024年、スターダムのリングに異変が起きた。
かつて”光”の象徴だった上谷沙弥が、突如としてH.A.T.Eに加入し、ダークヒロインとして再誕したのである。
ファンの間には驚きと戸惑いが広がった。「あの上谷が?」「なぜ、よりによってH.A.T.Eなのか?」と。
そのきっかけは、彼女自身の中にあった葛藤──「正義の味方」で居続けることの限界と、エースとしての重責。明るく華やかなキャラクターを演じる一方で、常に背中を押される立場にあった彼女は、心の奥底で孤独とプレッシャーに押し潰されそうになっていたのだ。
リングで勝ち続けても、何かが足りない。自分の本心と向き合い、進むべき道を模索する中で、上谷は自ら“闇”を選んだ。
H.A.T.E加入後の彼女は、まるで別人だった。髪色を変え、表情は険しく、言葉は鋭く。
これまで一切見せなかったような攻撃的なスタイルで、対戦相手はもちろん、観客までもを圧倒した。
特に琉悪夏や刀羅ナツコとの共闘においては、暴力性をあらわにしながらもどこか冷静さを失わない、まさに“制御された狂気”といった印象を残した。
SNSでも「悪の上谷カッコよすぎ!」「ヒールに振り切って正解」などポジティブな意見が多く見られた一方、「これは彼女本来の姿なのか?」「演じているのでは?」という疑問も根強かった。だが、上谷自身は一貫してこう語っている。
「今の私は、偽りのない自分を出しているだけ」
光から闇へ──それは堕落ではなく、進化だったのだ。
ヒールターンとは、自分を偽らないという選択。彼女にとって、H.A.T.Eは“自分らしさ”を取り戻す場所だった。
“不死鳥”の意味──スターダム王者としての使命
【👿フェニックスクイーン降臨👿】
上谷沙弥「今までの私は全部死んだ」 公開会見で小悪魔ヒールメイク#上谷沙弥 #5STARGP2024 #stardom
上谷から闇谷へ…黒のチョーカーと白のルーズソックスという新境地 pic.twitter.com/WKxlQYUJer
— KAKUTOLOG📶プロレス/ボクシング/MMA/格闘技カクトウログ (@kakutolog) August 3, 2024
“闇に堕ちた不死鳥”──この異名は、上谷沙弥の現状を象徴するにふさわしい。
H.A.T.Eに加入し、ヒールへと転生した彼女だが、その闘い方にブレはない。
むしろ、王者になってからの上谷は、より強く、より鋭く、そしてより“怖い”存在になっている。
リング上での一挙手一投足から伝わってくるのは、「自分がスターダムを引っ張る」という強烈な覚悟だ。
上谷がワールド・オブ・スターダム王座、通称“赤いベルト”を手にしたのは2024年12月。
スターダムの象徴とも言えるこのベルトは、ジュリア、中野たむ、岩谷麻優といった歴代のスターたちが巻いてきた、いわば“女子プロレスの魂”とも言うべき存在だ。
その系譜を継ぐということは、覚悟と責任を背負うことでもある。
「今の私は、スターダムの王者として、女子プロレスをぶち壊しながら、もっと上に引き上げていく」──上谷のこの発言は、一見矛盾しているようで、実は深い意味を持っている。
破壊と創造は表裏一体。既存の価値観を壊さなければ、新しい時代は始まらないのだ。
試合スタイルにもその覚悟はにじみ出ている。かつてのような華麗さよりも、いまは“えぐるような攻撃”が中心だ。
相手の弱点を容赦なく突き、肉体だけでなく精神も削るような闘い方──それはまさに王者の風格。
スターダムの未来を託された王者・上谷沙弥は、光でも闇でもなく、“自分そのもの”で戦っている。その姿こそが、不死鳥の本質なのだ。
なぜ引退を懸けたのか?──上谷の中にある「本当の覚悟」
【📺3.3後楽園ホール大会生配信中‼】
4.27横浜アリーナ大会で引退を賭けた最後の戦いが決定。
中野たむ「もうどうなってもいい。すべて失ってもいいい。あんたを倒すチャンスが得られるなら、全部捧げてもいい。」
上谷沙弥「じゃあ、この世界から消えるってこと?」
中野たむ「引退を賭ける。」… pic.twitter.com/OGoabtTmj3
— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) March 3, 2025
2025年3月3日、後楽園ホール。上谷沙弥と中野たむによる「敗者退団マッチ」は、多くのファンの予想を覆し、上谷の勝利で幕を閉じた。
──それで終わるはずだった。
だが試合後、上谷は退団が決まった中野に向かって、まさかの言葉を放つ。
「まだ、やり足りないけどな」
そして中野は提案する。4月27日、横浜アリーナでの再戦。それも、赤いベルトと“引退”を懸けた特別ルールでの一騎打ちを──上谷は受諾した。
勝者が敗者を退団させるのではなく、今度はどちらかがプロレス人生に幕を下ろす。
上谷は語る。「引退する気は全くない。でも、負けたら自分の人生が終わる」と。
この言葉には、彼女の揺るぎない信念と、王者としての覚悟が込められている。
中野たむという“魂のレスラー”と再び対峙するには、自分も同じリスクを背負わなければならない──そう考えた上谷の覚悟は、驚きとともに大きな称賛を呼んだ。
引退後の復帰について問われた彼女は、こう語っている。
「引退して復帰するヤツの神経が正直わからない。自分の中にある信念には、ウソをついたことがない」
一度限りの引退を賭けるという行為。それは上谷沙弥にとって、プロレスという世界を“本気で生きている”という証であり、自分の信念を世間に突きつける手段でもある。
プロレスとは、魂の闘い。
だからこそ上谷は、言葉ではなく行動で“本物”であることを証明しようとしているのだ。
上谷沙弥という“物語”の現在地──プロレスに何を残そうとしているのか
4.27 横浜アリーナ
“引退”と”赤いベルト”をかけて。
これが私の覚悟であり、生き様だ。#STARDOM pic.twitter.com/FiB7XEKPjn
— 上谷沙弥 SAYA KAMITANI (@saya_h_a_t_e) March 3, 2025
いま、上谷沙弥が歩んでいる道は、ただのキャリアの延長線ではない。
それは“物語”のクライマックスであり、女子プロレス界の未来を左右する一つの節目だ。
2025年4月27日──横浜アリーナでの一戦は、単なるタイトルマッチではない。赤いベルトと引退を懸けた完全決着戦である。
これは、彼女がプロレスに刻もうとしている“ラストページ”かもしれないし、あるいは“新章の始まり”かもしれない。
だが、どちらであれその景色は、女子プロレスの歴史を変えるほどのインパクトを持つだろう。
上谷が語った「近年の女子プロレスラーが成し遂げられなかったような景色を見せる」という言葉。
それは単なるビッグマウスではない。ヒールとして振る舞いながらも、彼女はリング上で真摯にプロレスと向き合い、“本物”の熱をぶつけてきた。
スターダムという団体の顔として、H.A.T.Eの中心人物として、そしてなにより“プロレスに人生を捧げた人間”として──
今、上谷沙弥は“スターダムという物語”の続きを、自らの手で描こうとしている。
彼女が残そうとしているもの──それは、「覚悟の価値」だ。
勝敗の結果以上に、「何を懸けて闘ったのか」「どれほど本気だったのか」──それが見る者の心を震わせる。
だからこそ、この試合は歴史に刻まれる。必ずだ。
しげぽんの熱弁🔥──上谷沙弥に心を揺さぶられた理由
【📺記者会見生配信‼】
上谷沙弥「挑戦してくる奴がプロレス人生全てを捧げて挑戦するって言ってるのに、チャンピオンとしてそれを受けて立たないってダサくねえか。受けて立つのがプロレスラーなんだよ」
🔻Youtube生配信中!https://t.co/tLb45FtjB1#STARDOM pic.twitter.com/HDKz0ZWpBw
— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) March 4, 2025
正直なところ──私は今の上谷沙弥に、魂を揺さぶられている🔥
かつての笑顔あふれるエース候補時代も好きだった。でも、H.A.T.Eとしてリングに上がり、牙を剥き、全てを壊しにいく今の彼女の方が“リアル”だと思うんだ。
「信念にはウソをつけない」──この言葉に、どれほどの覚悟が詰まっているか。
引退を懸けるなんて、簡単に言えることじゃない。しかもそれを、勝ったはずの上谷が自ら望んだ。 これこそが、プロレスなんだよ。
女子プロレスの歴史に刻まれるこの試合。上谷沙弥が“プロレスに人生を捧げている”という言葉の真意を、みんなにも感じてほしい。4.27、絶対に見届けようぜ!✨
まとめ
沖縄最高だな。
ハッハッハ🌺#STARDOM https://t.co/201n2sjJjf pic.twitter.com/zsYBWQyP5w— 上谷沙弥 SAYA KAMITANI (@saya_h_a_t_e) March 21, 2025
いま上谷沙弥は、これまでのキャリアすべてを燃やすようにして“最終章”に挑もうとしている🔥
かつての明るさを完全に封じ、ヒールとしてスターダムの頂点に立った彼女が、なぜ引退という代償まで背負って戦うのか──それは、彼女が“本物のプロレスラー”として、未来に何かを託したいからに他ならない。
この試合、絶対に見逃すな!🔥🔥🔥
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